タコのコレステロールとタウリン

weblog

2010年02月25日 21:43

イカや海老と並び、タコは魚介類のなかでも食卓に気軽に上ることの多い、日本人に人気の食材です。
日本の食卓では、人気の「まだこ」は、欧米では、その・・・少々不気味な?・・・容姿から、「デビルフィッシュ」というあまりありがたくない名前をいただき、好かれているとは到底いえません。
欧米ではあまり人気がありませんが、ポルトガルやペルーでは、タコはリゾットに入れたり、マリネにして人気の料理です。

可食部100gの栄養素をみると、コレステロールがかなり多いので、良くないのでは?と考えがちですが、実はそれを低下させる働きをもつ「タウリン」も豊富なので、この点ではあまり問題はなさそうです。
分量の目安としては、タコの足1本で150gと考えてください。エネルギーも低いので、ダイエット中の方も積極的にいただきましょう。まだこはゆでると真っ赤になります。キュウリと合わせて酢のものにしたり、からし酢味噌やわさびじょうゆでさっぱりといただくのもいいですね。
リゾットに入れてもgood です。炊き込みご飯に入れてもおいしいですよ。おでんに入れてもおいしいです。ただし、あまり長く煮込むとかたくしまってしまうので要注意です。

その他、日本では「いいだこ」も人気ですね。「いいだこ」は「飯だこ」と書きます。産卵期にゆでると卵が飯粒のようになることからこの名前がついたといいます。酢味噌や煮ものにします。中1ぱいが8gと考えるとよいでしょう。いいだこの主産地は、三重県と石川県です。当地にいったら新鮮ないいだこの料理を堪能したいものです。

関連記事