ますをおいしく料理する

weblog

2009年11月03日 13:37

「サクラマス」は、岩手県以北の太平洋や日本海の沿岸沖合に回遊する魚です。実は、「サクラマス」というのは、降海した魚をいい、そのまま川に残ったものを「ヤマメ」といいます。「サクラマス」は、体長は、2年半で60センチほどになります。一方、「ヤマメ」は全長が約20センチ程度です。身体の横側に8~10個の小判型の斑点と大小の黒い円形の点があるのが特徴です。ヤマメは、神奈川県以北の太平洋側、島根以北の日本海側に生息します。現在は、養殖ものが多く、天然のものよりも脂肪分が多めです。

ますの仲間では、他に「にじます」がおなじみです。にじますは、淡水魚で、鮮紅食の帯が体側にあります。ニジマスは、塩焼やムニエル、フライなどにしていただきます。体長が約20~40センチで、一人分としてほどよい大きさなので、お料理にもよく使われます。1尾が110gと考えると目安になります。
お料理に使いやすいということは、料理法によってカロリーなどが随分と変わります。また、ムニエルにしても、そのままムニエルだけでなく、上に野菜ソースをたっぷりかけると、栄養的なバランスがぐんと良くなります。
たとえば、内臓をとり、下準備をしたマスに塩、こしょうをして牛乳をくぐらせたあと、小麦粉を全体に振り、こんがりと焼けばムニエルの出来上がり。

これに、お好みの野菜(ニンジン、玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマン、エンドウなど)を細切りにしてバターで炒めます。

ムニエルの上にこの野菜をたっぷりとかけていただくと栄養抜群です!

関連記事