歯ごたえのあるさざえ

weblog

2009年11月30日 15:19

その独特の形と、歯ごたえのある身から、お酒の肴に人気の魚介・・・「さざえ」。岩礁に生育しますが、特においしいのは、東北以南の外洋で捕れたものと言われます。タウリンが豊富です。可食部100gの栄養をみると、コレステロールが多いのが気になりますが、タコやイカと同様、コレステロールを下げる働きがあるといわれるタウリンを多く含みます。
分量の目安としては、1個が30~50gと考えるとよいでしょう。

料理方法としては、つぼ焼が有名です。ほかにお刺身や酢の物、また煮ものにしてもおいしく召し上がっていただけます。

お子さんにもおいしく召し上がっていただくには、サザエの卵をほぐして蒸しあげた「卵蒸し」はいかがでしょう?
サザエの殻をそのまま器として用いると、風合いが出ますね。

サザエを殻ごとたわしでごしごしときれいに洗います。サザエ中4個に対してカップ1の水を加え、5分程度蒸します。そのあと、身を取り出し、食べやすく切ります(2センチ角程度が食べやすいでしょう)。
身を取り出したら、殻の内側もきれいに洗います。
サザエ4個に対して、卵2個を溶きほぐし、だし汁1カップ、塩少々、しょうゆ小さじ1弱、さらにみりんを加えて卵汁を作ります。
切ったサザエの身と、卵液を殻に入れます。あとは、蒸気のあがった蒸し器で15分弱、弱火で蒸します。
*火加減が強すぎると「す」が立ってしまいます。茶碗蒸しを作る要領で作ってください。

仕上がりにミツバを切って散らすとよい風味です。おもてなしにもよい料理です。

関連記事